時の流れをそろそろいい方向に。
先日仕事を終えて、
いつものように午前様になってしまうのですが、
ふと教育番組にチャンネルを合わせてみました。
伊集院光さんが出ている「100分de名著」という番組なんですが、
『ル・ボン』という人の「群集心理」というもの。
すでに「9月の名著」、ということで、
4回目という、時すでに遅し、の様相でしたが、
聞きかじった部分で、
ちょっと自らの言いたいことが被ってて、
そうなんですよねーって、
なんかうなずいて聞いてしまいました。
「ル・ボン」という人、
1841年~1931年って、
めちゃくちゃ昔の方なんですが、
当時席捲していた暗記中心の「詰め込み教育」が、
何事も鵜呑みにしてしまう人間を育てるとして異を唱え、
判断力・経験・創意・気概を育てる職業教育を拡大せよ。
と説いているそうです。
昔も今も、
人の心理というのは、
あまり変わらないのでしょうか。
今にも十分通用するということで、
この本になったのでしょうが。
そこで対談している方が、
「わからなさ」を引き受け、問い続ける力こそが、
現代人に求められている。
と伝えていました。
番組は終わっちゃったみたいですが、
ご興味があれば、URLから、
覗いてみてください。
これからの子供たちのために、
まず大人が学ばなければならない部分は、
興味深く楽しめる時間で、
充分に持てそうです。