「学ぶ意欲が、ワクワクスペース」(中学5教科)

勉強への意欲が出る!めちゃくちゃわかる、を感じるひと時

基本の学びは、当たり前の経験だったりする話

普通で全く何事もなく過ごせることが可能かどうかはともかく、

 

自由に行動することを躊躇してしまいがちな今、

 

前向きに意欲的になれる思考を応援したい。




日常生活は、実は知識の宝庫で、

 

勉強で得た知識を後に利用することもあれば、

 

すでに経験から手に入れている知識を

 

勉強で確認して、なるほどと理解することもあります。




生徒さんへの説明の中でも、

 

便利になってきたからこそ、勉強で知ることになってしまっていることって、

 

あったりして。

 

すでに体験したことから説明しようと、例を挙げても、

 

どんどん当たり前のはずのものが、AI化してしまって、

 

?が飛ぶことも、年月とともに出てくる。





今では、お風呂だって、勝手に温度設定をしたら、

 

「ピピッ、ピピッ、お風呂が沸きました。」

 

なんて、優しい声で教えてくれて、

 

どこもかしこも程よい温度のお風呂に仕上がっている。



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また、勝手にお湯が出て、時間さえ設定してあったら、

 

お湯を入れ続けることで、温かいお風呂の出来上がり。





でも、少し前ならば、

 

今でもちょっと気の利いたお風呂屋さんとか、

 

薪を燃やしてその熱でお水を沸かす。



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まあ、キャンプなんかでもご飯を飯盒で炊いたりすると思うのですが、

 

お風呂の場合、水から入れて、時間設定もない場合、

 

もうあったかくなったかな、なんてお風呂の蓋を取って手を入れてみる。

 

「熱っ」、とかなって、手を引っ込める。

 

焚きすぎた、と思っても、かき回してみると、上だけ熱くてまだまだぬるいということあります。

 

また、やっぱり焚きすぎた、ということで、うめなくては、ということもある。



ちょっと脱線ですが、「お湯をうめる」、って方言なんですね。

 

昔、仕事仲間が、いろんな地方の人が集まるグループでどこかの宿舎を借りてお泊りをしたそうです。

 

そこは、お風呂がガス窯風呂で、時間設定もなく、水を入れて沸かすお風呂だったらしく、



お風呂を見にいった人が、「熱すぎるー!」

 

と喚くので、

 

その子が、「うめてー」といったら、

 

相手の動作が固まったらしい。。。



一旦思考が停止した感じになった後、

 

スコップを持って、土を掘り起こして捨てるジェスチャーをする。



「埋めるの?」

 

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そこで、その子は、自分の言葉が方言だと悟ったらしいという小噺。。。



ちなみに、「うめる」は、お水を足して冷ますことです。

 

 




話は戻って、

 

勝手にお風呂が沸くシステムで過ごしている人は、

 

理科の勉強の中でそれを知る。

 

でも、実際に経験してないと、机上での理解にとどまるかもしれない。



でも、実際にそんなお風呂で過ごしている人は、

 

まず一番上が熱くなる、というのは、勉強でもなんでもなく常識でわかっていて、

 

それをもとにして、うまく利用できる知恵をすでに持っている。



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それをうまく使うか使わないかは、その人次第ですが。




日常生活にどれだけ関心を持てるかって、

 

もとにどれだけ使える経験をしているか、だと思うのです。



なかなか、自由にならない時だからこそ、

 

身近なことから知る機会も

 

あってもいいかなと思うこの頃。





単に計算を何度もやったり、

 

ほとんど答えに導くだけのものでなく、

 

日常に即したことを題材にして、

 

使える知識になるように。



そこを、目指したい。



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                                My brog より